当社では、劣化が激しく、補修困難な状態であっても、新たな解決策を探り、原状回復に努めます。
今回の事例は、マンションの床材の表面単板の大幅な削れに対する相談案件です。
先ず、同じ床材が既に廃番で存在しない。床材がマンション用のクッションタイプで歩行のたびに床が沈み、パテが打てない(パテが割れてしまう)。着色範囲(描画する範囲)が広すぎて、綺麗におさまりにくい、など、非常に直す立場からしても一筋縄ではいかない相談事例です。
当社が解決した方法は、同じ木の樹種による挽き板のピース張替えを行い(サネを落とさない挽き板の薄さで対応)、そこに補修技術と塗装技術を重ねていくやり方です。
同じ床材が存在しなくても、木の樹種の見極めができれば、解決は一気に早まります。今回の事例は複合的な合わせ技のご紹介となります。